What's New in Pencil+ 3
Pencil+ 3 はマテリアル / ライン計算の改良を行い、高速なレンダリング速度※1を維持したまま自由度の高いレンダーエレメント出力を可能にしました。モディファイヤ機能の追加によりこれまで手間の掛かる擬似的なパースのデフォルメを容易にするなど新しい表現とワークフローを提案します。
※1 マテリアルの計算はマルチスレッド最適化によって Pencil+ 2 より最大3倍のレンダリング速度向上を実現しました。
モディファイヤ 機能
Pencil+ 3 ではより手描きに近い表現を獲得するため、新たにモディファイヤ機能を搭載しました。
Pencil+ 3 新機能【モディファイヤ】
パース変形 モディファイヤ機能New!
 高度なパースをコントロール可能にしました。手描きの絵に見られる大胆な空間演出を可能にします。
3DCGのカメラでは焦点距離を短く設定する事で広角の絵をえることができます。ダイナミックで迫力のある絵になりますが、キャラクターの顔が斜めに歪んでしまうなどの問題があります。
手描きの絵ではパースをデフォルメすることで大胆なパースのついた絵とキャラクターの視認性を両立した絵を作り出すため、3DCGのような問題は発生せず魅力的なショットに仕上げる事が出来ました。
Pencil+ 3 パース変形 モディファイヤでは、カメラからの距離でパースを変化させることで手描きのようなパースを実現しています。 またカメラの始点や消失点のオフセットなど、標準のカメラには無い絵を作る上で便利な特長が多く含まれています。
法線コピー モディファイヤ機能New!
同じ頂点数かつ同じ面構成のオブジェクトの法線をコピーすることを可能にしました。
オブジェクトのシルエットを維持したまま、オブジェクトの形状と異なるシェーディング結果を得ることができます。
マテリアル 機能
セル画(トゥーンシェーディング)のようにフラットな表現や鉛筆画のような質感を設定する機能です。ライトや周囲光から色の影響を受けるなど、細かな陰影コントロールが可能です。
Pencil+ 3 新機能【マテリアル】
グラデーション バーの機能向上New!
グラデーション
バーの編集機能が強化されました。グラデーション バーを使用し、容易にイメージ通りの質感を設定することができます。
ゾーン数を任意に設定可能になり、より繊細な質感設定が可能です。
レンダーエレメント出力機能New!
ゾーンIDを設定する事で任意のゾーンをレンダーエレメント出力する事が可能です。反射やストロークの他、アルファ情報もゾーン毎に選択して出力することができます。
新しいハイライト計算機能New!
 ハイライトが形状に添って回り込む
回折効果機能、ハイライトの形状が三日月上に延びる スカッシュ機能 が搭載されました。
ライン関連機能New!
任意のマテリアルにさえぎられたオブジェクトの
陰線 を 可視線 として描画する事が可能になりました。
任意のマテリアルのラインカラーを個別に置き換えることもできます。
ハイライトデザイン機能
ハイライト形状を視覚的にコントロール可能です。作風に合わせたハイライトを自由に表現できます。
グラデーションオフセット機能
グラデーションの計算に
マップ を影響させることが出来るようになり、高度な質感表現を可能にします。オブジェク トの特定の場所に、特定の色が現れやすくなる効果を設定できます。
ライトカラー機能
ライト色や周囲光色の影響を設定可能です。ゾーンID毎に影響を設定可能です。
シャドー合成機能
ゾーンのグラデーション設定に影響されずに影の色を設定可能です。
ストローク機能
手描きのようなスローク表現を豊富な設定項目で実現可能にしました。
ストロークは、サイズ、間隔、角度の設定はもちろんのこと、ストローク曲率、3D モデル形状による変化、曲線を基にしたストロークサイズ減衰、アルファ減衰など、幅広い設定が可能です。
ライン 機能
オブジェクトの輪郭線を描く機能です。手描きのような繊細で美しいライン表現が可能です。複雑なオブジェクトでも高速で安定したレンダリング結果が得られます。また、インタラクティブにラインの設定を行うことができます。
Pencil+ 3 新機能【ライン】
レンダーエレメントの強化New!
Pencil+
2から大幅に機能拡張が行われました。出力するエッジの選択や、ラインセットID毎の出力などワークフローに合わせた柔軟なエレメント出力を可能にしました。
ラインの描画機能
オブジェクトのエッジを描画をできます。簡単な設定で容易にラインを描画することができます。
陰線の描画機能
オブジェクトのエッジが物体にさえぎられたエッジを描画をできます。透視図のような表現ができます。
高度なライン設定機能
 ストロークの「入り」「抜き」表現は勿論のこと、豊富なパラメータにより手描きのような繊細なライン設定が可能です。ストロークをインスタンスとして使用する事もできます。
距離減衰 機能
ラインのサイズや透明度をカメラからの距離、または指定したオブジェクトからの距離によって変化させる事が可能です。フォグとの併用や、モーショングラフィックなどユニークなラインを表現できます。
反射/屈折機能
ラインの反射/屈折が可能です。描画するエッジの選択や色変更などの設定もできます。
EPS出力 (ファイル出力機能)
EPS形式によるラインのベクター画像での出力が可能です。Pencil+
3 では出力するエッジを任意に選択可能になりました。
解像度に依存しないベクター画像は、建築・製造・プロダクトデザイン分野やWEBコンテンツ・インタラクティブなアプリケーションインタフェイスなどの、ビジュアライゼーションツールとしてお勧めします。
EPSファイルダウンロード
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