音声信号処理特許技術『PHISYX5』ライセンス開始

株式会社ピー・ソフトハウス(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:畠山慶輝)は、音声データに対し、自然で違和感のない時間的伸縮と音程変更を可能とする特許技術"PHISYX(フィジクス)"の最新版、"PHISYX5"のライセンス提供を開始します。

"PHISYX"について

PHISYX [Phase Interpolated and Synchronized Expansion] サウンドテクノロジーは、当社が独自に研究開発した世界最高水準のタイムストレッチ/ピッチシフト処理技術です。この技術は、音声波形に含まれる周波数成分の詳細な解析手法と、独自の位相処理によって、高品質な音声処理を実現します。

※日本、米国、韓国の3ヶ国で特許登録済

[※追記] 2014年5月29日より、PHISYX5 は「PhaseGear(フェーズギア)」へと名称を変更しました。引き続きご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

・PhaseGear
https://www.psoft.co.jp/jp/corporate/technology/phasegear/


"PHISYX5"の特徴

【特徴1】圧倒的なオーディオ品質
特許を取得した独自の「位相同期化処理」により、音源の精細さをそのままにタイムストレッチ/ピッチシフトを実現、処理後の音声品質の劣化を極限まで低減させました。

【特徴2】高速処理/高品質
前バージョンに比べ、処理速度を約2倍に向上させました。再生速度に応じた最適な周波数解析を実現した事により、高速再生時の処理負荷軽減、低速再生時のより高品質な音声の生成に成功しました。

【特徴3】ダイナミックなパフォーマンス
音が途切れる事なしに再生速度や音程の設定をリアルタイムに変更することが可能です。

【特徴4】音声マスキング機能追加
新たに、音声マスキング機能 "SSI [Sound Source Isolator]" をPHISYX5に内包しました。これにより、高度なボーカルキャンセラー等を実現可能としました。

【特徴5】マルチプラットフォーム対応
PHISYX5はソフトウェアおよびハードウェアへの組み込み応用が可能です。プラットフォームに依存した特殊なコードなどは含んでおらず、一般的プログラム言語によって記述されています。


ライセンス事業について

スマートフォンやタブレットをはじめとするモバイルデバイスの普及に伴い、当社では"PHISYX5"の利便性をより広い分野で活用していただけるよう、Windows、Mac OS/iOS、Android、Tizen、その他プラットフォームへの組み込み技術ライセンス事業を展開しております。

以下は、技術応用が見込まれる製品の一例です。

  • 携帯音楽プレイヤー
  • 次世代レコーダー/プレイヤー
  • 次世代カラオケ機器
  • プロオーディオ機器
  • ボイスレコーダー機器
  • デジタル補聴器具
  • 語学学習機器
  • 携帯電話などの話速変換
  • 防犯用途の声色変換
  • etc.

本技術の採用をご検討の際は、以下のフォームよりお問い合わせください。

お問い合わせ
https://www.psoft.co.jp/jp/contact/


技術応用実例

2014年春、"PHISYX5"の技術応用製品として、ミュージックプレイヤーアプリ「PSOFT Audio Player(仮)for iOS」を発売予定。


技術の詳細

PHISYX5
https://www.psoft.co.jp/jp/corporate/technology/phisyx.html


本リリースに関するお問い合わせ先

株式会社ピー・ソフトハウス
https://www.psoft.co.jp/
E-mail:info@psoft.co.jp
TEL:022-295-2711